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コラム

非該当証明書と該非判定書の書き方、違い、フォーマット

海外への輸出、通関における「該非判定書」、「非該当証明書」のお話

目次

  1. 「該非判定」「該非判定書」とは?
  2. 「該非判定書」と「非該当証明書」の違い
  3.  便利な参照リンク

1.「該非判定書」とは?

日本から海外へ製品や技術を輸出する際に、通関時や申請時に「該非判定書」が必要な場合があります。「該非判定」とは、輸出する製品や技術が、「輸出貿易管理令別表第1又は外国為替令別表の1項から16項のうち1項から15項」に該当するか否かのチェックで、簡単にいうと「輸出後に武器やテロに利用されないかどうか」ということです。該当した場合には、経済産業大臣の許可が必要となります。つまり「該非判定書」とは「この製品は軍事利用への懸念がされないため、経済産業大臣の許可を得ずに輸出する事ができる製品です」ということを証明する書類ということになります。「該非判定書」には決まったフォーマットがなく、メーカーなどが独自に作成していますが、主に項目別対比表パラメータシートの2つが「該非判定書」として利用されます。(それに加えて、仕様書やカタログなどが必要となる場合もあります。)項目対比表とは、CISTEC(安全保障貿易情報センター)様式のチェックシートで、法令で規制されている全ての貨物と技術をチェックすることができます。パラメータシートは、通信関連やコンピュータ関連など分野別のチェックシートです。

2.「該非判定書」と「非該当証明書」の違い

該非判定」の結果、「非該当」と判定された場合に、その判定の結果を示す書類である「該非判定書」が「非該当証明書」として通関時や申請時に提出できるということになります。

2.便利な参照リンク

輸出貿易管理令別表第1:https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=403M50000400049

CISTEC(安全保障貿易情報センター)該非判定帳票https://www.cistec.or.jp/publication/gaihi.html

CISTEC 該非判定について:https://www.cistec.or.jp/export/kyokashinsei/gaihi_tetsuzukii_kisokouza.html

 

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